当サイトでは2022年9月時点で、東京都内でトモセラピーによる子宮がん治療を行う病院・クリニックの数は8院のみ。その中で「公益社団法人日本医学放射線学会学」「公益社団法人日本放射線腫瘍学会学」に所属する医師をご紹介いたします。
東京大学医学部附属病院放射線科 放射線治療部門にて特任教授を務める中川恵一先生は、「子宮がんを知ろう(東京法規出版)」などの著書や、女性メディア向けセミナー「がんとセックス〜パートナーと考える子宮頸がん〜」で子宮がんの現状と検査の重要性について講演を行うといった、積極的な活動を行っている医師です。
中川先生はCT画像を活用し、がん病巣のみに放射線を集中照射する「ピンポイント照射」を提唱。治癒が困難になった患者を支援する、緩和ケアの普及・推進にも注力しています。また、がんの早期発見・予防の重要性を啓蒙するため、全国の教育機関で出前授業を行うといった活動も続けています。
治療については、標準的な診療成績といったデータをもとに治療の方向性をアドバイス。とくに放射線治療の適応・治療効果においては、専門家としての視点でより詳しい説明を行っています。
子宮頸がんの治療で、放射線科にお世話になりました。他院で手術を受けたのち、組織診で子宮全摘手術を勧められましたが納得できず、書店でたまたま見つけた中川先生の本を参考に、セカンドオピニオンを受けて治療を決めた形です。放射線治療と抗がん剤治療で、3ヶ月ほど治療を受けました。現在も、1年に1度の検診でお世話になっています。
※参照元:caloo(https://caloo.jp/hospitals/detail/1131200150/reviews/150387)
1月の初旬~2月中旬にかけて、合計28回の放射線治療を受けました。最初は放射線と聞いただけで「怖い」というイメージがありましたが、治療を重ねていくうちにそのイメージは払拭されていきました。分からないことや体に変化があったとき、私はすぐに医師・技師・看護師さんに相談することを心がけていました。そのおかげか、とくに困ることもなくスムーズに治療を完了できた感じです。いろいろとサポートをしてくれたスタッフの方には、本当に感謝しています。
※参照元:caloo(https://caloo.jp/hospitals/detail/1131200150/reviews/150387)
東京大学医学部附属病院は、「臨床医学の発展と医療人の育成に努め、個々の患者に最適な医療を提供する」を理念とし、日本の医学の拠点として、日々数多くの患者の治療にあたっています。
東京大学医学部附属病院放射線科には、放射線診断学・放射線治療学・各医学の3部門があり、各部門が連携しながら放射線治療・研究・教育に取り組んでいるのが特徴。トモセラピーをはじめ、LINAC(ライナック)・ガンマナイフ・小線源治療といった、国内屈指の設備を完備しているのも特徴です。
住所 | 東京都文京区本郷7-3-1 |
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アクセス | 東京メトロ丸の内線「本郷三丁目駅」2番出口より徒歩約10分 |
受付時間 | 平日9:00~16:30 |